Past
略歴
▷2023年4月 Vol.8『わたつうみ』@下北沢「劇」小劇場
▷2022年11月 連作短編集『雨のかんむり』@シアター風姿花伝
▷2022年8月 池袋ポップアップ劇場season2参加作品『夜は山、蛍は海』@MixaLiveTokyo
▷2022年6月 Vol.7『帰忘』@下北沢「劇」小劇場
▷2021年9月 Vol.6『鼬を噛んでくれ』@下北沢「劇」小劇場
▷2020年11月 Vol.5『ビトウィーン・ザ・シーツ』@シアター風姿花伝
▷2020年5月 Vol.4『帰忘』【感染症拡大により公演中止】@早稲田小劇場どらま館(予定)
▷2019年11月 Vol.3『煙霞の癖』@大隈講堂裏劇研アトリエ
▷2019年3月・4月 Vol.2『春俟つ枕』@一心寺シアター倶楽(大阪)/大隈講堂裏劇研アトリエ(東京)
▷2018年8月 Vol.1『ビリー・ミリガンの毒薬』@シアターグリーンBASE THEATER
▷2018年4月 旗揚げ試演会『桎梏ブランコ』@大隈講堂裏劇研アトリエ
▷2017年12月 Vol.0『白に色づく』@大隈講堂裏劇研アトリエ
▷2016年12月 企画公演『せみのさなぎ』@大隈講堂裏劇研アトリエ
▷2016年5月 企画公演『路地裏で犬を殺した』@大隈講堂裏劇研アトリエ
露と枕Vol.8
わたつうみ
2023.4/12-16
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香(露と枕) 村上愛梨(露と枕)
榊原あみ 大塚遊馬 越前屋由隆 野村亮太(やまだのむら/room42) 谷澤翼(ニサンカタンソ) 松本知道(オフワンズ) 幡美優 齊藤由佳 丸本陽子 横手慎太郎(シンクロ少女)
スタッフ
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所) 照明:緒方稔記(黒猿) 音楽:Kijibato・Yusho Sunagawa 音響:堀江潤 舞台美術:里森恵 小道具:小林桃香 衣装:村上愛梨 制作・宣伝美術:月館森 制作協力:清水瑞希 配信映像:富田喜助 協力:大上貴摩瑳・やまだのむら・room42・ニサンカタンソ・オフワンズ・シンクロ少女・箱馬研究所・黒猿 企画製作:露と枕
Story
―海や死にする 死ぬれこそ
とある海沿いの療養施設に、七人の若者が入所してきた。
彼らは山奥の村で、「神さま」として生活を送っていたらしい。
老樹や巨岩と打ち解け合い、鳥獣や風の声を聞き、村人の懺悔を許すことが生業であった。
村人はというと、神に許されることだけが至上命題であったから、
困窮していく自給自足の生活の中で私刑を与え合い、時に罰された者の血肉を糧食の足しにしながら、
いつまでも若い彼らに許しを乞うていたという。
七人を社会復帰させ、その尊厳を取り戻すため、
施設に与えられた期間は一年ほどしかない。
何も変わらないのではとの懸念もあったが、
彼らは初日から聞き分けが良く、常に笑顔だった。
警戒心の強い者もいたものの、
概ねはゆっくりと平穏な暮らしに慣れていった。
このまま何事もなく、一年が過ぎていくかもしれないとさえ思っていた。
海に行きたがった一人に噛まれるまでは。
これは、食人村で誕生した七柱の神を人間に堕とす、許しと弔いの記録。
あるいは、海と過ごした明暮のこと。
露と枕 連作短編集
雨のかんむり
2022.11/9-13
作・演出
井上瑠菜
出演
「霾[つちぐもり]」
奥泉(露と枕/あんよはじょうず。)、藤本康平
「霖[ながあめ]」
小林桃香(露と枕)、板場充樹(猿博打)、齊藤由佳、沈ゆうこ(日本のラジオ)
「霤[あまだれ]」
村上愛梨(露と枕)、幡美優、榊原あみ
スタッフ
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)、照明:緒方稔記(黒猿)、音楽:Kijibato、音響:堀江潤、小道具:小林桃香、衣裳:村上愛梨、宣伝写真:藤田恭輔(かるがも団地)、配信映像:北林佑基、制作・宣伝美術:月館森、制作協力:鈴木ゆか
協力:大上貴摩瑳・箱馬研究所・黒猿・かるがも団地・あんよはじょうず。・猿博打・日本のラジオ
企画・製作:露と枕
Story
―それは、空からの賜りもの。
空から石の雨が降ってきた。
私たちの生活はひっくり返り、
今まで以上に面倒なことが増えたけど、
長い目で見たら、何にも変わっていないのかもしれない。
落とした財布を拾ってもらえば優しい気持ちになるし、
隣人とのテンションの差には苛立つものだ。
ただ、良くも悪くも私たちは、
「どうして私たちばっかり」と嘆くことを、許されてしまった。
露と枕はじめての番外公演は、小さな隕石の雨が降ってきた山麓の住民たちの、
“生活"と“加害"の連作短編集。
露と枕 池袋ポップアップ劇場 参加作品
夜は山、蛍は海
2022.8/17
作・演出
井上瑠菜
出演
村上愛梨(露と枕)
河村凌(猿博打)
藤真廉(怪奇月蝕キヲテラエ)
Story
いつもなら一人でフラフラ出歩かないわたしは、
今日だけいつもと違うことがしたくて、二人と出会った。
バカみたいな話をしていたら夜の帳が下りきってしまったけど、
でも、今日はどうしようもなく、どこかへ行きたい。
二人もそれはおんなじで、
三人で「どこか」を探してフラフラしていると、
こんな話を聞いた。
ここから車で20分くらいのところに、
砂も、岩も、海藻もサカナも、
水以外の全部が光ってしまった海があるらしい。
わたしたちは、タクシーへ乗り込んだ。
いざ行む、海見にころぶ所まで!
露と枕Vol.7
帰忘
2022.6/1-5
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香(露と枕) 奥泉(露と枕)
川上献心(劇団風情) 越前屋由隆 福井しゅんや 土屋康平(喜劇のヒロイン) 大塚遊馬 久保瑠衣香(W.FOXX)
スタッフ
舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)・新谷太 照明:緒方稔記(黒猿) 照明操作:神庭春香 音楽:Kijibato、Yusho Sunagawa、音響:堀江潤 舞台美術:里森恵 小道具:小林桃香 衣装:井上瑠菜 制作・宣伝美術:月館森 制作助手:村上愛梨 制作協力:清水瑞希 配信映像:北林佑基
協力:大上貴摩瑳・劇団風情・fukui劇・喜劇のヒロイン・W.FOXX・箱馬研究所・黒猿
企画・製作:露と枕
Story
ある春のこと。名前のない山の中腹で、交通事故が起きた。
五人の女性が亡くなった。結婚を控えた婚約者がいたということ以外に、彼女らに共通点はない。
そして、彼女らが何故同じ車に乗っていたのか、どこを目指して走っていたのか、知る者はいなかった。
意識不明で救出された、運転手の女を除いて。
一年が経ち、五人の婚約者は事故現場に集まる。季節外れの金木犀が咲いていた。
五人は懐古することもなくくだらない会話に花を咲かせていたが、快復した運転手がやってきたことで、事態は一変する。
彼女は事故までの数年間を忘れていた。そして、彼女たちが何故死んだのか、知りたいと言った。
季節は春になった。金木犀は思い出したように咲き、散り始めている。
露と枕 Vol.6
鼬を噛んでくれ
2021.9/15-19
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香(露と枕) 澤あやみ(露と枕) 奥泉(露と枕)
梅田優作(M.M.P) ヒラザワタケル(art18BUNCH企画) 野村亮太(やまだのむら/room42) 仙洞田志織 山口ミカ
スタッフ
舞台監督 :水澤桃花(箱馬研究所)、照明:緒方稔記(黒猿)、音楽:Kijibato、Yusho Sunagawa、音響:堀江潤、舞台美術:里森恵、衣装:北原葵、小道具:小林桃香、撮影・配信:WPPROJECT、制作:月館森、制作補佐 :鈴木ゆか
協力:大上貴摩瑳・M.M.P・art18BUNCH企画・やまだのむら・room42・箱馬研究所・黒猿
企画・製作:露と枕
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
Story
閑静な住宅街の一角で、若者たちがルームシェアを始めたらしい。
彼らは人並みに礼儀正しかった。夜中にうるさいわけでも、ゴミ出しのルールを守らないわけでもない。
ただ、あの家に住んでいるというだけで、人々は彼らを奇異の目で見ている。
前の住人である家族が、あそこで心中したそうだ。
彼らは、至って普通に日々を繰り返している。
あの家で何が起きたかを知っていて、どこで誰が死んだか分かっていても。
彼らにだけは前の住人のことが視え、声が聞こえても。
ただ座っていた血塗れの女が、恨み節を吐いたあの夜だって、
別に何でも、どうでもよかった。
「いーじゃん、殺してもらおーよ。せっかく“殺してやる”って言ってくれてんだから。」
首を振ろうにも、頷こうにも難しい、彼らの話。
未練を残せた人間の言葉なんて、生きる枷にもなれやしない。
露と枕Vol.5
ビトウィーン・ザ・シーツ
2020.11/18-22
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香* 宮部大駿 澤あやみ* 北原葵*
石澤希代子 梶川七海 木村穂香 髙城由 古川さら 山口卓
(*…露と枕)
スタッフ
演出助手:岡本梨那 照明:緒方稔記(黒猿) 音楽 :キジバト 音響 :堀江潤 舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所) 舞台美術:森山史 美術協力:里森恵 衣装:北原葵 小道具:宮部大駿 制作:月館森 制作補佐:絹川鈴 川合凜
協力:シアター風姿花伝(WAKAMONOサポート)
企画・製作:露と枕
Story
文化祭を控えた二学期の初め、若い男性教師が赴任してきた。
女子だけの世界にやってきた男に生徒たちは浮足立ち、誰が先生のお気に入りになれるか、
競い合うように華やいでいる。
学校の端では生徒会が文化祭の準備に掛かり切りだというのに、皆そのことを忘れているようだった。
真面目で、真面目だけが取り柄で、暗い生徒会室に入ったと思われている彼女たちのことなど、誰も見ていない。
彼女たちが何をしているかは、彼女たちしか知らない。
日の差さない小さな部屋に、内緒話と笑い声。息を潜めて、一人が言った。
「あの先生、抱けるんじゃない?」
古くて汚い学校、猫なで声を出すメスの匂い、中心にいる男の匂い。
全部が嫌いで、くだらない。彼女たちは生徒会最後の仕事である文化祭で、全てを壊してしまおうと画策し始める。
これは遊び。私たちの、悪戯。
露と枕 Vol.3
煙霞の癖
2019.11/13-19
作・演出
井上瑠菜
出演
澤あやみ 小林桃香 月館森 中野華子 奥泉 村上愛梨 北原葵 絹川鈴 (以上、露と枕)
宮部大駿 佐野芹奈 川合凜 田中遼太郎 ひな香
スタッフ
協力:劇団青に碧 ボクナリ LICHT-ER
企画製作:露と枕
共催:早稲田大学演劇研究会
撮影:谷水更
Story
その山は、生きとし生けるものを必死に拒んでいる。
聞こえるのは雨と、風と、つんざくような無音だけだ。
白んだ霞が辺りに立ち込めて、まるで結界だと言わんばかりに己を守っていた。
山はそして、嫉妬深いと言う。
愛されてしまったが最後、近づく男は皆動かなくなって、あまりにもうるさい静寂と化すのだ。
そうしてはじめて彼らを満足げに受け入れて、夕餉の煙を吐く。
ふたりきりになった私たちは、麓を見下ろしてはまた今度と誓った。
でも、ならどうして、
騒めく枝葉も、纏わりつく蜘蛛の巣も、掃ってくれなかったんだろう。
私を引き留めておいて、自分のものにはしてくれなかったんだろう。
私を殺せば、ずっと一緒だったのに。
勝手だ。山も、あなたも。私も。
燻る木立が煙となっても、私にはあなたばかりだ。
鎌倉時代中後期に自伝形式で綴られた前代未聞の暴露本、「とはずがたり」をモチーフに、舞台を戦後日本に置き換えて描く、とある女の一年間。
娯楽のない田舎で、煙草とうわさ話を吹かすつまらない人々と、彼女はどう共存し、夢を見たのか。
700年の時を経て、作者・二条へ捧ぐ、露と枕の夢物語。
春の東阪2都市ツアー/おうさか学生演劇祭Vol.12 参加作品
露と枕Vol.2
春俟つ枕
2019.3/14-16・4/18-23
作・演出
井上瑠菜
出演
澤あやみ 佐藤ひかり 小林桃香 奥泉 月館森(以上、露と枕) 岸田大地 北原葵 宮部大駿
スタッフ
企画製作:露と枕 共催:早稲田大学演劇研究会
企画製作:露と枕 共催:早稲田大学演劇研究会
Story
最寄り駅にはホテル街しかない。
駅ビルは寂れてしまって、随分前に廃墟になった。
私はというと、いつも車窓から見える下らない看板たちを見ないようにしている。
あの看板の奥で、少女が死んだらしい。
息が出来なくなった少女の傍で流れた血液が誰のものなのか、
好奇心で騒ぎ続ける喧噪の中で誰かが良くあることだと笑った。
集まった野次馬も、二、三日で途切れてしまうほど薄情だ。
そうしてきっと、みんなは忘れ去ってしまえるのだと思った。
私はというと、私たちはというと、
忘れられないから、忘れたくないから、看板の奥の冬に足を踏み入れてしまったのだ。
どんなに寒くたって良かった。
ここで春を待たせてほしかった。
ここで、春を俟っていた。
露と枕 Vol.1
シアターグリーン学生芸術祭 Vol.12 参加作品
ビリー・ミリガンの毒薬
2018.8/10-12
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香 澤あやみ 月館森 中野華子 川久保晴 奥泉 村上愛梨 (以上、露と枕) 須藤新之介 松本倖大
スタッフ
協力:㈱アリー・エンターテイメント シアターグリーン 譜面絵画 ヨハクノート 早稲田大学演劇研究会
企画製作:露と枕
撮影:月館大極
Story
澄んだ水のせせらぎが響く田舎町で、年老いた医師の変死体が見つかった。
川の音は彼を吸収していつもよりうるさい。
底までも鮮明に映す不気味な透明さを、嘲笑うような、赤、だった。
彼の脳は、溶けていた。
記憶すら薬で消せる時代になっても、あの姿は克明に、脳裏に焼き付いて離れない。
忘れるためには、責められる誰かを見つければよかった。
そして、町を訪れる者も、町に住む者も、誰が殺したのかは、分かっていた。
分かっていた。信じては、くれない。
私が、あなたが生きるためには、この水はあまりにも重かった。
―だから、どうか、せめて。
「私の愛する私を殺す毒薬で、私を殺してほしいのです。」
露と枕旗揚げ試演会
桎梏ブランコ
2018.4/19-23
作・演出
井上瑠菜
出演
月館森 澤あやみ 小林桃香 川久保晴 中野華子 奥泉 村上愛梨 井上瑠菜
スタッフ
主催:早稲田大学演劇研究会
撮影:井上良
Story
旧校舎図書室の取り壊しが決まった。
部長は本を廃棄から守ると息巻いて、学生運動もどきを始めようとしている。
中身のない使命感に駆られて、あるいは好奇心に駆られて、文芸部は浮足立っていた。
どうでも良かった。下らない本しかないのだから。
僕は、僕たちにとっては、取り壊しの理由なんてどうでも良かった。
はずだった。
自殺した部員の遺書が旧校舎図書室のどこかに隠されているという噂が流れて、僕たちの小さな世界は壊れ始める。
誰かがベタベタと汚い手で荒らしていく。誰かが犯人を探し全員を疑い出す。
誰もが悪くて、誰もが純粋に、誰かを好きになっただけなのに。
僕はただ、彼女を愛しただけだったのに。
ブランコは軋む。
きっと、もうあの無重力は、戻ってきてはくれない。
露と枕Vol.0
白に色づく
2017.12/7-11
作・演出
井上瑠菜
出演
小林桃香 澤あやみ 月館森 中野華子 川久保晴 奥泉 佐藤ひかり
スタッフ
舞台監督:井関景太(るうと工房)・岩城杏梨(るうと工房) 舞台美術:中野華子 宣伝美術:月館森 照明:片山優 照明操作:榎本純 音響:相澤英美 音響操作:金子隼也 衣装:川久保晴 小道具:小林桃香 制作:月館森 制作補佐:佐藤日香理
主催:早稲田大学演劇研究会
撮影:谷水更
Story
「——少しだけ、私の話をさせて下さい。」
とあるアイドルの卒業ライブ。最後の一曲を残し、ステージの中央で少女は語りだす。
普通になりたかったこと。普通になれたこと。うまくいっていた日々のこと。
あの人に会ったこと。
写真を破られたこと。泣いて、怒ったこと。大好きな人を裏切ったこと。
裏切って、捨てられたこと。それでも捨てきれなかったこと。
普通になんか、なれていなかったこと。
結局全てが白のまま、
最後の一曲は、きっと歌えない。
早稲田大学演劇研究会企画公演
せみのさなぎ
2016.12/15-18
作・演出
井上瑠菜
出演
スタッフ
撮影:谷水更
Story
蝉の声が聞こえる。
姉が死んだあの日から、甥が捕まったあの日から、少女が発見されたあの日から、
耳の奥で鳴りやむことがない、蝉の声が。
捜査一課の女刑事、壷倉桐子はある冬の日、通報を受ける。それはある少女の失踪。甥が 13 年間監禁していた少女が、保護から4か月経って失踪してしまったというのだ。
桐子はその少女を追うことになる。
進まない捜査の中で浮かぶ一人の容疑者、それはもう一人の甥、夕。
誘拐を謳う少女の母と、過熱化する報道。
すべてが想像で、すべてが押し付けで、誰もがもう、真実などどうでも良かった。
一人、桐子は思いを馳せる。 どうして少女は姿を消したのか。甥は少女を誘拐したのか。
姉はなぜ死ななければならなかったのか。
「幸せになってね。」
姉が飛んだ時放った言葉の意味は、まだわからない。
早稲田大学演劇研究会 三ツ巴企画公演集第二弾
路地裏で犬を殺した
2016.5.20-22
作・演出
出演
スタッフ
Story
父が死んで四十九日。
図らずも十年ぶりに三兄弟が集まり、思い出話に花を咲かせるはずが、「父は事故死ではなく殺害された」という言葉から話は思わぬ方向へ動き始める。
事故死か?殺人か?
切れかけた家族の“糸”を繋ぐワンシチュエーションサスペンスコメディ。