ビトウィーン・ザ・シーツ出演者インタビュー③木村穂香
よろしくお願いします!
どうも。はじめましてよろしくお願いします。
露と枕の印象はいかがですか?
今まで劇団の作品に出演したことってなかったんですよ。だからこんな感じなんだと。劇団って今までいろいろあって、試行錯誤して作られてきたんだろうなって感じます。いいなって思いながらお邪魔しまーすって気持ちでやってきました。
今作は女子高が舞台ですが実際先生や生徒でこういう人いたなっていう登場人物はいますか?
あんまり学生の時の記憶がないんです(笑)
高校時代木村さんはどんな人でしたか?
高校の時は普通でしたね。でも一回先生にガチでキレたことはありました。でも反抗したりするのはそれくらいですかね。目立たないいい子でした。
専門学校時代はどうでしたか?高校のクラスとは全然違う?
高校の方が閉塞感がありました。専門は演劇やりたい人たちの集まりだったので。 ざっくばらんなのがいっぱいいる専門独特の空間でしたね。雑多。
好きな登場人物はいますか?
好きなキャラか……。うーん……。
じゃあ嫌いな登場人物はいますか?
そういう感情がないんですよね。
人に対して?
はい。嫌いとかの感情がほぼないんですよ。みんな好きみたいな(笑)たぶんなかなかのハッピー野郎だと思いますよ(笑)
みんなのことを好きなのはご自身のキャパが広い?それとも嫌な部分を見ないようにしてるんでしょうか?
とりあえず一回は受け入れてます。あまりに常識外れな人は嫌いになるんですけど、人生でそういうのは一人とか二人とか。 「この人はこういう人なんだな」って思います。だからどうとかは思わないです。
『ビトウィーン・ザ・シーツ』はその目線から見るとどうですか?
好き/嫌い、強い/弱いとかのお話が出てくると思うんですが、面白いなと思います。学生特有のそういうのが交錯してる空間は面白いですよね。 でも私は学校とかクラスがあんまり好きじゃなくって。強い/弱いが嫌いだったんですよ。弱いところにいるのが嫌で強いとこ行ってみてもそれはそれで違うなってなってなったり、いろいろ経験しました。結果、集団の中にいるのが合わなかったんですよね。だから今勉強中です。
劇中で強い/弱いの集団に入ってみてどうですか?
私自身は普段キレないし生徒会長みたいなこともしないんですけど、役でそういう立場に立つとなると別にそんなに気にならないです。自然と中に入っちゃいます。そこに別に違和感はないですね。 私自身がその集団に入るのはめちゃくちゃ気持ち悪いですが。
『ビトウィーン・ザ・シーツ』はどういうお話ですか?
学生のころ誰もが一度は持ったことがあるような気持ちが味わえる話です。私はなんとなく自分が嫌だなと思っていたことがあるのでどことなく共感できました。だから皆にとってそんなに遠い話じゃないだろうなとは思います。 私は学校の閉塞的で視野が狭いところが嫌だったんですけど、結局大人になってみると自分もそうだったなと気づきました。そういった部分がこの作品には顕著に表れている感じがします。偏った考え方とかを持っていた人であれば男性女性関係なくどこか分かるところがあるんじゃないですかね。
木村さん的見どころはどこでしょう。
みんなふざけているのでネタがいくつあるか数えるのが醍醐味ですかね……(笑)
前半じゃないですか!(笑)
数回来る方は今日一番のネタはどれかなっていうのを見ていってください。前半の(笑)
最後に意気込みをどうぞ!
頑張っていきたいですね。このお話好きなので。
ありがとうございます。
まさしく自分が書いたかのような「ありがとうございます」!(笑)
でも、そういう信頼関係は劇団独特のものですよね。いいなあ、羨ましいなって思いつつ。 邪魔にならないように。ただ、馴染みすぎずに。わざわざ呼んでいただいたのには何か理由があると思うので、その何かを探りながら一生懸命頑張っていきたいです。
【公演情報】
露と枕 Vol.5
ビトウィーン・ザ・シーツ
作・演出 井上瑠菜
2020年11月18日(水)~11月22日(日)
@シアター風姿花伝
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