ビトウィーン・ザ・シーツ出演者インタビュー⑨澤あやみ
よろしくお願いします。
よろしくお願いします!
一年ぶりの露と枕ですがどうですか?
久しぶりの露と枕の稽古場で、懐かしいような気持ちです。
この一年間、何をしてましたか?
このコロナの状況下で、演劇に対していろいろなスタンスの方がいるとは思いますが、私は11月に本番があるとわかっている『ビトウィーン・ザ・シーツ』に向けて体づくりや体力づくり、資料集めとか、家にいながらできることをやる方向にシフトしてました。おとなしくお家で自粛しつつ、自粛中だからこそできる活動をしていたという感じですね。
体づくりはできましたか?
まだ完成はしていないので本番までに完成させます。
過去の露と枕作品と比べて『ビトウィーン・ザ・シーツ』はどんな作品ですか?
今までは大人同士がかための話をするような。ざっくり言えば長めのセリフが飛び交う印象があったんですけど、今回は高校生たちということで軽い会話がぽんぽん飛び交います。 テンポ感はいつもよりあるのですが、題材的には全然軽くないのでそのあたりのギャップが気持ち悪い作品ではあるなと思います。
高校生役はどうですか?
めちゃくちゃきついです(笑) 今回は無理に本物の高校生に見せようとするのではなく、高校生としての役を果たして、自然に見せるつもりでやっています。お手柔らかに(笑)
澤さんは学生時代何をしていましたか?
中学と高校と、生徒会をやっていたので、なんだか懐かしい気持ちでやっていますね。生徒会室楽しかったなあと。
生徒会は『ビトウィーン・ザ・シーツ』に登場する生徒会のような雰囲気でしたか?
いやいや。みんないい人でしたよ。でもこういう問題児ばっかりいる生徒会の方がフィクションとしてはわくわくしますよね。楽しくやっています。
登場人物に似ている先生はいましたか?
今時生徒にぎゃんぎゃん言う小迫先生みたいな人って小学校くらいにしかいなかった気がします。 寝占先生は今回作中ではみっともなく描かれていますが、ああやって生徒の機嫌をとるだとか、親しくしようとしてるのが全面に出ている先生は多いんじゃないかなと思いました。
『ビトウィーン・ザ・シーツ』はどういう人におすすめしたいですか?
今までの露と枕作品が好きな人には変わらず楽しんでもらえるかと思います。セリフのテンポ感が変わっていても露と枕っぽい題材の重さとか、それぞれの人の事情が重なっている感じは変わっていません。 それから、今回は劇団員よりも客演さんが多いんですよ。別の場所で色々と活動してきた人たちの新しいものが結構出てるというか。劇研の先輩の石澤希代子さんや、露と枕にしては年齢層の低いフレッシュな役者さんが出演していたり……。 露と枕にいないタイプの役者さんたちが集まったのでそういうばらばら感が高校っぽくて面白いんじゃないかなと思います。
その中で澤さんはどのようにやっていきたいですか?
私は今回、一言で空気を換えられるようなエンジンのような役を演じます。どういう勢いの出し方にするかはまだ稽古で模索してる途中ですね。 今まで露と枕内ではまとめ役だとか背筋を伸ばしてる役が多かったので、今回は思いっきり雰囲気違うなってところを見せられるように日々稽古頑張ってます!
【公演情報】
露と枕 Vol.5
ビトウィーン・ザ・シーツ
作・演出 井上瑠菜
2020年11月18日(水)~11月22日(日)
@シアター風姿花伝
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