岡本りなの稽古場日記~その5「女子高生」とは?~


稽古場日記、5回目になります!! (お読みいただき、ありがとうございます!! うれしい!!!! )

 今回は、女子高生という存在について、去年まで当事者であった私の見解を述べさせていただきます!! (なんか硬い言い方ですが(笑)、軽めの内容ですのでお気軽にお読みくださいませ!!)

 

『ビトウィーン・ザ・シーツ』という作品は、女子高生がたくさん出てくるお話です!! また、女子高生の「最強」である様が描かれている作品とも言えると思います!! 

「女子高生は最強」というイメージがあるのは、なぜでしょうか? 未来があるから 自由があるから 若さがあるから 若い女性の体という武器があるから 「まだ子供だから」と許させることが多いから などなど、たくさんありそう!! 自分も実際に感じていたし、無意識のうちに感じていた方も多かったのではないかと思います!! いわゆるJKブランドってやつです!!


 実は最近、JKにまつわるエピソードがございまして… こないだ地下鉄の改札で、制服を着た金髪ロングの女子高生二人組ががいて、 「お洒落なお姉さんだな…」 って思ってしまいました… 多分、私の方が年上なのに(笑) (コスプレであることを願ってます…) 

そのとき、「私は私でいいや!!」と思ったのと同時に、「私にも精神年齢が低いことを気にしてた時期があったなー」と思い出しました 友達はみんな大人なのに、なんで私だけ子供っぽいのかなって心のどこかで悩んでた時期があったのです… 思い出すと、表面上は最強でも、心の奥は割と弱めだったんだなって思います ー中身はあんまり変わってないのに、他人からの目線は変わっていくー いわゆる「漠然とした不安」ってやつを、抱えちゃってましたね(笑) 


でも、大学生になり、色んな人と出会ったことで、「私は私でいいんじゃね?」と思えるようになったんです!! 今年は、画面越しの出会いがメインでしたけど(笑) 特に最近は、稽古場でキャストやスタッフのみなさんとお話していく中で、「私はありのままでいいんだな」って思えてます 私と同じく、それ以上にお芝居が大好きな方々とお話していると、自分らしくいることが許されてる気がするんです!!  

 (とても貴重な場をいただいたなと思っております…)

 この作品をきっかけに、自分自身を振り返ってみて、「高校生って、自分らしくいるための心の準備をする期間なんだな」と気づきました 。その準備ができて初めて、まわりの人々との出会いによって自分の居場所を見つけられるのだと思うのです 。大人でも子供でもない、自由な身分を生きることで、ありのままの自分を受け入れるための準備をする… その途中にいる女の子たちが、強がって生きているお話なのだと思っております…!!

 その強がっている部分が、性的な表現を通して描かれているので、汚くて、綺麗な世界観があります… (瑠菜さんの世界観、恐るべし!!) 

 「他人からどう見られるかを気にするのか?」 「気にせずに生きれるのか?」 悩みながら、悩んでることがバレないように、 強がっている… そういう当たり前の悩みを抱えていた、抱えている方全てに、ご覧いただきたい作品です!! 

 青春を分かち合った友達とご覧頂くのもおすすめです!! 

私も、一緒に演劇について語り合った高校時代の友達に観てもらう予定です!!(笑)


 次回もぜひ!!


岡本りな


【公演情報】 

 露と枕 Vol.5 

 ビトウィーン・ザ・シーツ

 作・演出 井上瑠菜 

 2020年11月18日(水)~11月22日(日) 

 @シアター風姿花伝 

 〈詳細〉http://tsuyu-makura.amebaownd.com/pages/1329398/next

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