インタビュー⑤中野華子
インタビュー第五回。今日は中野華子さんです!よろしくお願いします。
おねがいしますっ。
さて、早速ですが、演劇を始めたのは?
中学高校と声楽部に入っていて、人前で歌ったり、ミュージカルをしてたりしました。でも、演劇部の人たちが輝いてるのを見て、自分もやってみたいなぁという思いがあって。大学に入ったのをきっかけに、思い切って始めてみました。
自宅は栃木、学校は神奈川、劇研は東京。毎日ものすごい移動距離だと思うんですが、劇研を選んだ理由はなんだったんでしょう
せっかくやるならいいところでしっかりやりたくて。早稲田が演劇で有名なのは知っていたので、いろいろな団体の新歓に行きました。そしたらどこへいっても「劇研は色々やばい」って言われて。
それで「入ってみよう!」と?
いや、行きたくはなかったです(笑)
でもなんか、せっかくなのに行かないのはもったいない気がして。それで怖いもの見たさで行ってみたんだけど、意外に楽しかったし、魅力的な場所でした。さらに新歓の『路地裏で犬を殺した』(作・演出井上瑠菜)を観て、めちゃくちゃ面白くて。会場出てすぐにお母さんに「入りたい」って電話をかけていました。
いろいろなものを得られたし、あの時決断してよかったなって思います。
今後の目標ってありますか?
カメレオンみたいな女優さんになりたいです。カメレオンって言われたら、緑色のイメージありません?もちろん体の模様が変わるって言うのが一番大きなイメージだと思うんですけど、でも自分の色をしっかり持っている。
個性をしっかり持ちつつ、状況に応じて自分の姿を自在に変化させられる。そんな役者になってみたいと思います。
そんな華子さん。自分の役者としての魅力は何だと思いますか?
うーん、やっぱり身長かなぁ(笑)
あとは、キャラクターっぽさ。だと思います。普通の役以外にいろいろ濃いキャラを演じられるのは自分の強みです。
ちなみに、栃木の魅力は?
強引(笑)
何もないけどがんばってるところがかわいいなって思います栃木。
がんばってるというと?
駅に地元の人の手書き観光マップとか貼ってあったりして。なんか、手作り加減がかわいらしいなって。
あ、あと、レモン牛乳が大好き!何であれ全国で売ってないんですかね・・・
井上作品の魅力って、何だと思いますか?
登場人物全員の、人間味とかわいらしさだと思います。
女性ならではなのかな、登場人物たちそれぞれが、どんな悪役であろうと完全な悪人ではなくて、どこかに生を感じられるような深さを持っているのが、すごく魅力的だと思います。
では最後に『白に色づく』への意気込みをお願いします!
今回、私の役は、一生懸命がんばるんだけど、本当にいろいろなことに振り回される立場で。でもなんかそのうまくいかなさが、人間らしくて好きです。
皆さんに楽しんでいただけるよう精一杯がんばります!
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露と枕旗揚げ試演会『白に色づく』
【作・演出】井上瑠菜
【出演】小林桃香、澤あやみ、月館森、中野華子、川久保晴、奥泉、佐藤ひかり
【日時】2017年12月7日(木)~11日(月)
7日19:00・8日19:00・9日14:30/19:00・10日14:30/19:00・11日19:00
全7ステージ
【会場】 早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
【料金】自由設定制
【ご予約】 https://ticket.corich.jp/apply/87124/
【お問い合わせ】
Mail tsuyu.makura@gmail.com
twitter @tsuyu_makura
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