『ビリー・ミリガンの毒薬』インタビュー①井上瑠菜
『ビリー・ミリガンの毒薬』インタビュー企画の第一弾は、作・演出の井上瑠菜さんです!
おねがいします!
まずは今回の作品について。瑠菜さんにとってどんな作品なんですか?
実はこれ、今までの中で1番構想が長い作品なんです。
もともと大学の文芸サークルの話だったんだけど、前回文芸部やっちゃったからその設定は消えました(笑) あと、1番最初はレズ物でオネロリみたいな感じで。
オネロリ?
お姉さんとロリ。だからすごいお姉さまとちっちゃい子で設定を考えてたんですよね。
で、いつだったかな…中3とかだから、だいぶ前からアイデアを練ってましたね。あ、平成23年の構想って書いてあるデータがありますね。
だからもう7年目だ!そんな前に考え始めたんだなってちょっと感慨深いです。
タイトルになっている“ビリー・ミリガン”は、24の人格を持っていた人物として知られています。
あなたの中にはどんな人格があると思いますか…?
めんどくさがり・大ざっぱ・単細胞。単純。
実は顔に出ないだけですごい考えてることは単純で、ちょろいです(笑)
楽しいことをずっとやっていたい性格なので、なんやかんや毎日楽しいです。
大ざっぱだしめんどくさがりだから「これやんなきゃな」って思っても「まあ、いっか!うん!楽しい方に!楽しい方に!」って楽観的なんですよ。それで、後で大変なことになって「あ、やっちゃったな」みたいなことになっても、なんやかんやで「まあいいかな!」って(笑)
人格形成に影響したのは、どんな経験だったんでしょうか…?
中学で生徒会長やっていてバリバリ優等生だったんですけど、中3の頃に仲良かった女の子たちにいじり倒されて、いじられキャラポジションを勝ち取りまして、ちょっと楽観的な自分が入ってきたのかな。「楽しければ何でもいいや!」ができたのはそのころですかね。
中学3年生のときが1番いじり倒され、人生をエンジョイしていた時期。楽観的になりました。ちゃらんぽらんになったっていうか。
あなたがなりたい人格は…?
努力できるひとになりたいです。
基本的に一般的な人も、本書きとか演出とかも、根本的な才能より考え続ける才能みたいなものが1番大事だなって最近思いっています。
「楽しいからいいや」ってやってるうちはいいんですけど、本当にちゃんと壁にぶち当たったときにそれでも楽しめる才能みたいな。やっぱり、若干はへこむので(笑)
壁に当たると普通そうなるのかなとも思うけど、壁に当たっても、全部楽しい、楽しもうって思える人になりたいです。
最後にひと言お願いします!
諸々勝負の公演なので、毎回勝負ですけど、この勝負の公演でとにかく楽しんで頑張ります。
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シアターグリーン学生芸術祭Vol.12参加作品
露と枕 Vol.1 『ビリー・ミリガンの毒薬』
【作・演出】井上瑠菜
【出演】小林桃香 澤あやみ 月館森 中野華子 川久保晴 奥泉 村上愛梨 (以上、露と枕)
須藤新之介 松本倖大
【日時】2018年8月10日(金)~12日(日)
8月10日(金)19:00・8月11日(土)14:30/19:00・8月12日(日)13:00/18:00
全5ステージ
【料金】 前売:1800円 当日:2000円
【予約】https://ticket.corich.jp/apply/92416/
【お問い合わせ】
Mail tsuyu.makura@gmail.com
twitter @tsuyu_makura
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