煙霞の癖寄り道インタビュー④月館森×Unicafe 125
寄り道インタビュー、第四弾は月館森×Unicafe125。大隈講堂すぐ横にある、大学公式のカフェ。
同じ建物内には、大学公式グッズのお店もあります。
ひょっとしたら、アトリエから一番近いかも。僕も発見した時は驚きました。
隠れ家みたいな感じもありますね。
木の下にあるし、学食とかとは違って、すごくゆったりできる場所だと思います。でも、雰囲気はオープンで、外の席も中の席もあって入りやすい。お気に入りです。
ちなみにオススメのメニューとかありますか?
コーヒーが好きなので、コーヒーばっかり飲んでます。美味しいです。
普段どんな時に使いますか?
打ち合わせで良い感じのところを…ってなった時とかに使う感じですね。あと、一人で作業とか。瑠菜さんが紹介してた(寄り道インタビュー第1回)早苗か、ここか、みたいな感じですね。
今回の役についてどう思いますか?
自信と自信のなさが同居している感じがあって。とても繊細な人物だと思います。あとは、何か曲がったことをしていたりだとか自分勝手だったりするわけじゃなくて、自分なりの誠実さや真っ直ぐさを持ってるんだけど、それに正直であるが故に上手くいかないみたいな。
表面的にはわりと曲がった風にも見えますが…
そう。そうなんですよ。でもやましいことをしているわけじゃなくて、真っ直ぐちゃんと生きようとしているんだけど、どうしても周りからはそれが歪んでいるように見えちゃう。
戦後日本が舞台になっていますが、身の回りにもこういう人物はいそうですか?
結構いるんじゃないかなと思います。自分の感情とか考えとかにちゃんと素直なんだけど、自分が上手くいくために狡くなれない不器用な人。彼は現代に生きてても生きづらいと思う。
どんな風に役を作り込んでいきたいですか。
彼の不器用さって程度の違いはあれ、実はみんなが持ってるものなんじゃないかと思ってます。みんな自分の見えるものの範囲の中でちゃんと正しくあろうとするんだけど、なかなかそううまくもいかなくて。全部を知ってるわけじゃないから。
この役にはその難しさが顕著に出てるというか。ただのグダグダしてるやつにはしたくないから、ちゃんと人間味を持たせてあげたいです。
自分にはどうしてもこうはなれない、と感じる部分はありますか?
何をしても婚約者が自分のことを好きで居続けてくれるのすごいなと思ってて(笑)そんな魅力は僕にはないし、その正体は何なのか、解明したいです。
自分の役をどんな人に見てもらいたいですか?
自分の中の誠実さと、周りから見た時の誠実さとのギャップとかで悩んだことがある人には、この役の有り様が響くんじゃないかなと思っています。
今回、「不自由の供養」が作品テーマのひとつになっていますが、あなたにとって「自由」とは?
自由は、誰かとの関係の中にしか生まれないもの、だと思います。お互いがお互いを受け入れたり、許したりすることじゃないかな。それが成り立って初めて、自由と呼べるんだと思います。
意気込みをお願いします!
しばらく役者はお休みなので、悔いを残さず頑張ります!
〈お店情報〉
Unicafe 125
〇営業時間
8時30分~19時30分
〇お問い合わせ
Tel:03-3208-7350
露と枕 Vol.3『煙霞の癖』
【作・演出】井上瑠菜
【出演】澤あやみ 小林桃香 月館森 中野華子 奥泉 村上愛梨 北原葵 絹川鈴 (以上、露と枕)
宮部大駿 佐野芹奈 川合凜 田中遼太郎 ひな香
【日時】2019.11/13-19
【会場】早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ
【公演詳細】次回公演ページ
【お問い合わせ】
Mail tsuyu.makura@gmail.com
twitter @tsuyu_makura
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