#つゆまつり2020 その七、これからのはなし

はい! 井上瑠菜です!!


二周年企画で本日まで行ってきました、「つゆまつり2020」。


この一週間で過去作品を振り返ってまいりました! 皆さん楽しんでいただけましたでしょうか。

(前回までの振り返りはこちら)

その一、私たちのはなし:露と枕という劇団についてと、劇団員紹介

その二、『煙霞の癖』のはなし:2019年11月の第三回公演、『煙霞の癖』について

その三、『春俟つ枕』のはなし:2019年3・4月の第二回公演、『春俟つ枕』について

その四、『ビリー・ミリガンの毒薬』のはなし:2018年8月の第一回公演、『ビリー・ミリガンの毒薬』について

その五、『桎梏ブランコ』のはなし:2018年4月の旗揚げ試演会、『桎梏ブランコ』について

その六、『白に色づく』のはなし:2017年12月のVol.0『白に色づく』について



私が多分一番楽しんでたと思います。色々振り返れて。お芝居やりたいな~~って思いました。頑張ろう~~って思いましたね。笑




今までの軌跡をたどって、いろんな楽しいことをたくさん振り返れて、

たくさん劇団員に支えられてきたなと思いましたし、観に来て下さるお客さんに支えられてきたんだということを再確認いたしました。


本当にいつも、ありがとうございます。



これからもたくさんの公演を皆さんにお届けできたらと思います。

今日は、「これから」のお話をしていきたいと思います。




〇上演タイトル公開!!

このご時世ですから、次回公演の日程や場所などは、確定してお伝え出来ないのが心苦しいんですけど……。

事態が収束し、演劇活動を再開できる日を願って。これから上演を計画しているの公演のタイトルと、ちょっとした舞台設定を公開したいと思います!!(わ~~~~~い)(順不同で~~~~す)



▼『ビトウィーン・ザ・シーツ』

舞台はとある女子高の生徒会。久しぶりに学生のお話です! 新任教師と生徒会の女子高生の交流を描く予定です。

ビトウィーン・ザ・シーツは、「Between the Sheets」で「ベットに入って」という意味のカクテルです。ちょっとエロチックですね。

余談ですが「露と枕」という劇団名が決まる前、私が候補の一つにしていた名前です。思いついてすぐ「違うな」って思ったんですけど。




▼『鼬を噛んでくれ』

舞台は古びた工場。ちょっと趣向を変えた公演をやりたいな、と思っています。騒いだりハッピーになったりするお話をやりたいと思っています(?)

読み方は“イタチをかんでくれ”。意味よりかっこよさを取りました。何かカッコいいですよね?




▼『わたつうみ』

舞台は海沿いのサナトリウム。その事務室で起こる諸々を描く予定です。

“わたつうみ”というのは、「わたつみ(海神)」が「海(うみ)」の意に変わり、「み」が「海」と意識されて、さらに「う」が挿入されてできた語。(引用:Weblio古語辞典

つまりは“海の神”から転じて“海”っていう意味になった言葉です。




そして!!
▼『帰忘』

2020年5月に上演予定でした、『帰忘』です。一年前に交通事故が起きたとある公園が舞台です。

チラシ公開しましたね。ビジュアルが本当に素敵。

出演者の皆さんもとても素敵でした……。

あらすじはこんな感じ。

絶対上演したい!って思ってます。男性主体のお話を書くのが初めてだったので、本当に楽しみにしてたんです。絶対上演したいです!!





とりあえずはこんな感じですが、これからもたくさんの作品を露と枕のみんなで作り出していければ、と思っております。

より洗練された「優しい悲劇」をお届けできるよう、精進してまいります!!




〇まとめ

これからについて思ったことを書いて締めたいと思います。


皆さん、オンラインの『十二人の優しい日本人』見ました? 私見たんですけど超良かったですね、何か……。お話はもちろん昔から大好きなんですけど、読み合わせっていうことを忘れるくらいの熱量がすごくて!!!

最後の相島さんのお芝居が胸に突き刺さりました。ZOOMを駆使した演出もところどころあって。ピザ屋で三谷さんが出ていらしてね、もう……。

何だろう……?? あんなに達者で有名な役者さんの読み合わせを聞けることなんかないわけじゃないですか。だから、読み合わせの稽古場にお邪魔させていただいたみたいな気分になりました。贅沢~~~~~



オンライン演劇ってどうなんだろう? みたいなことはずっと考えてましたから、見られて本当に良かったです。

議論劇はある程度、映えるんだなと思いました。面白さがきちんと伝わると言うか。



でもやっぱり、ライブ/舞台の醍醐味って、身体性であり掛け合いであるから、うわこれ大劇場で見たかったぞなんて、やっぱり思ってしまうんですよね。


先が見えない昨今、劇場でお会いできることを楽しみにしながらも、やっぱり固定観念に縛られずに新しい演劇の形を模索しなければならないのだな、と日々痛感しております。

今はまだ分かりませんが。でも劇団員もいるし、時勢もどんどん変わっていくし。

私たちなりの『演劇』というものを、真摯に見つめていこうと思います。



だからこれからも、「面白そうだな」と思ったら、まつりはいつでも始めようと思います。

色んな事に挑戦していけたら嬉しいななんて思います。

嫌いなこと、好きなこと、同じくらいいっぱいある劇団ですから、いつになるかは分からないですけど。(笑)



これからも不定期でるなぶろぐを更新しようかなって思います。もっと意味のないようなことを書き連ねていきますので、暇なときに覗いてみてくださいね。




では! 一週間余り、ありがとうございました!!

これからも露と枕をよろしくお願いします!

またお会いしましょう!!!



2020年5月6日

露と枕主宰 井上瑠菜

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