『春俟つ枕』インタビュー⑨岸田大地
『春俟つ枕』インタビュー企画第9弾は、座組唯一の外部キャスト、岸田大地さんです!よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
主宰井上は、大地さんにとって2つ後輩にあたります。今回、オファーを受けたのはどうしてですか?
前から作品はいくつか見ていて「いつか一緒にやりたいなぁ」と思ってたんですよ。声かけてもらえてうれしかったですね。思ってたより「いつか」は早かった(笑)
今作品の印象はどうですか?
今までの露と枕は、サスペンスが大筋というか、「事件」によって物語が進められる印象だったんですが、「関係性」によって物語が進められる露と枕が見たいなあ、と密かに思っていました。
今回は、持ち前のサスペンス要素も活かしつつ、人の心が揺れ動く様、「関係性」で物語を見せられたらと思います。
稽古をしている中で、露と枕の印象はどうですか?
もちろんまだ若い団体だし、課題も沢山あるとは思うけど、準劇団員も加わって、ここから足並みが揃っていくんだろうなって思います。
これからが楽しみな団体です。
作品の中では"切りたくても切れない繋がり"が存在しますが、大地さんは"やめたくてもやめられないこと"って何かありますか?
ぼくは結構色んなものや人に依存しがちだったんですが、これじゃダメだなと思い、最近は「自立」がテーマです。なので、むしろやめたくてもやめられないものから脱却すべく、生活から変えているんですが、強いて挙げるなら"考えること"でしょうか。哲学する事が好きです。でも、脳みそばっかりじゃなくて、実際に身体を動かして、色んな感覚を得なきゃなと思っています。
岸田さんにとって、"一番大切なもの"ってなんですか?
これは、上の「自立」にも繋がるのですが、"じぶんを本当に大切にする"というのも最近の僕のテーマでして。まずは今まであまりうまく出来なかった、自分を大切にする、をしたいです。
悪い意味の自己愛じゃなくて。それが出来てはじめて、他者を尊重出来ると思います。大切なもの、というより、大切にしたいもの、ですね。あとは抽象的になるけど、自分の感性、直観。祈り。を大切にしたいです。
最後に意気込みをお願いします。
公演で大阪へ行くのも初めてだし、とにかくワクワクしています。
露と枕の「優しい悲劇」を形にできるよう、尽力します。
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春の東阪2都市ツアー/おうさか学生演劇祭 Vol.12 参加作品
露と枕 Vol.2 『春俟つ枕』
【作・演出】井上瑠菜
【出演】澤あやみ 佐藤ひかり 小林桃香 奥泉 月館森(以上、露と枕)
岸田大地 北原葵 宮部大駿
【日時】2019.3/14-16(大阪公演)・4/18-23(東京公演)
【公演詳細】次回公演ページ
【お問い合わせ】
Mail tsuyu.makura@gmail.com
twitter @tsuyu_makura
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